石灰乾燥剤(ライム/ RAYM)

特性

ライム(RAYM)の主成分は生石灰(CaO)で化学的に水分を吸収する乾燥剤です。化学反応式は一般にCaO + H2O→Ca(OH)2で表されます。吸収性能は外湿度の高低にかかわらず自重の約30%の吸湿能力を示します。吸湿後は粒状から粉末状になりますので効果の有無が容易に判断できるとともに水蒸気の再放出がありません。

物理吸着型乾燥剤と比較した場合、特に低湿度域における吸湿率が高いため低湿度での長期保存に効果的かつ経済的です。

吸湿性能

C8AEC98A-C781-477E-991C-0115B834370B

化学組成(標準値)

項目 重量比(%)
CaO 90.0以上
MgOなど 3.0以下
lg-Loss 7.0以下

※各数値は標準値であり、保証値ではありません

包装材料

包装材料は日本石灰乾燥剤協会(NSKK)の強度基準に適合しています。紙/ポリオレフィン強化繊維/ポリエチレン層の3層構成で、当社独自の技術によりポリエチレン層に通気加工を行い、最適透湿度に管理しています。

  • 23g/m2のポリオレフィン強化繊維を使用しており、破裂強度等の物性値が従来品に比べて大幅に増加しています。
  • 有害物質(RoHS 6物質など)を含んでいません。
  • インキは天然物由来のノントルエン系を使用しており、食品、添加物等の規格基準(昭和34年厚生省告示第370号)に合格しています。
  • 撥水加工による優れた耐水性を有し、発熱の危険性を低減しています。
  • 当社独自の通気加工にて80,000個/m2の通気孔をポリエチレン層のみに開けることで、透湿度が最適に管理された乾燥剤を提供しています。

NSKK強度基準

試験項目 試験細目 基準値
引張強度(JIS-P-8113-1998) 縦(KN/m) 2.62
伸び(%) 2.5
横(KN/m) 1.96
伸び(%) 2.5
破裂強度(JIS-P-8112-1994) KPa 250
熱接着強度(JIS-Z-0238-1998) N/15mm 6

用途

海苔、米菓子、乾燥野菜、椎茸、飴など

安全性

食品ではありませんが石灰は食品添加物にも認められているほか不純物除去剤や凝固剤として一般に使用されています。また、包材も有害物質が含まれておらず耐水性と十分な強度を有していますので安心してご使用になれます。

使用上の注意

  • 石灰乾燥剤は吸湿によって膨張しますので、ご使用の容器に余裕が無い場合は破裂の恐れがあります。また荷重を掛けたり、折り曲げたり、丸めたりしないでください。
  • 水分の多い食品にご使用の場合は事前に実装テストをお奨めします。
  • 内容物の効力が残っている状態で廃棄する場合は、内容物が水分と直接接触しないよう注意してください。発熱の恐れがあります。